新北海道スタイル取組事例
テーブルの横には飛沫感染防止のシート
当社では、清水町の本店と新千歳空港店の2店舗を運営しています。地域のお客様が主体の本店については、売上減少は一時的でしたが、新千歳空港店は緊急事態宣言の影響もあり、落ち込みが大きくなっています。また、年間を通して出展している北海道物産展も縮小・中止が相次ぎ、売上が減少しています。
(創業祭とテイクアウトのメニュー)
とかち清水本店においては、2020年に行うはずだった創業祭(創業45年)を’21年2月に実施し、特価商品や復刻メニューで常連の方々に来ていただけるようアピールしました。また、テイクアウトも導入し、定番の豚丼の弁当のほか、魅力をアップさせるため、特製タレかつ弁当・ミックス弁当など店内にはないメニューも盛り込んでいます。テイクアウトメニューは、清水町内限定で出前も行っています。さらに、これまでも特製のたれと豚肉のセットなどをネット販売してきましたが、ECのプラットフォームを使った販売の強化と、新たな商材の開発を同時に進めているところです。
(ECサイトの販売強化)
感染対策として、店舗入口ではパーテーションを設けてお客様を誘導し、必ず手指消毒をしていただくよう、徹底してお声がけしています。店内のテーブルにはセンターにパーテーションを設置し、人が通る席のサイド側には飛沫感染防止のビニールを設けています。また、カウンターには両サイドにパーテーション、レジカウンターにもビニールシートを取り付けています。さらに、食事中にマスクを外している際には会話を控えていただく「黙食」について、掲示を使ってご協力をお願いしております。レジカウンターとトイレの前には、手指消毒用のアルコールを置いています。
(黙食への協力をお願い
している)
(テーブルの
パーテーション)
(入口の誘導パーテーション
と消毒剤)
継続して感染対策をしっかりと実施し、安心してお客様に来ていただける環境を整えていくことを基本としながら、同時に、お客様を〝待つ〟から〝出ていく〟営業スタイルをつくりあげていきたいと考えています。その一つとして現在、キッチンカーの導入準備を行っています。コロナに関わらず、45年を迎えた当社の新たな挑戦とも捉えています。
名称:株式会社 丸三伊藤商店
本社:清水町
業種:サービス業
概要:昭和50年節立。清水町のドライブインとしてスタートし、食堂・雑貨販売・燃料販売など幅広く展開。蒲焼をヒントにしたという豚丼が評判となり、全国にファンをもつ。
H P : https://www.butadonmeijin.com
TEL : 0156-62-5141