みんなで新北海道スタイル

新北海道スタイル取組事例

環境大善 株式会社

オンラインによる営業活動・サービスや番組配信で、企業の新たな方向性を探る

Point1
オンライン商談でアジア圏とも身近に
Point2
速乾性の制服、土足厳禁で安全を守る
Point3
逐一、ルールを定めて対策などを考える
ジャージ生地による速乾性の制服

ジャージ生地による速乾性の制服

新型コロナウイルス感染症は、貴社の業務にどのような影響を及ぼしましたか?

首都圏や大阪に本部・本店がある納入先への訪問による営業活動ができなくなり、催事などの対面型イベントも中止が相次ぐなど、営業手法の転換を迫られていると感じます。

新たな営業手法として、実施されていることはありますか。

案から打ち合わせまで、現在はオンラインを主軸として活用しています。画質・音質の観点から、改善点は多々ありますが、従前なら訪問しなければ始まらなかったアジア圏の国々との商談が、お互いファーストコンタクトはオンラインで、という流れになってきました。これはむしろ、商機とも言えそうです。

(工場内は土足厳禁に)

(工場内は土足厳禁に)

感染拡大防止については、どのような対策を採られていますか?

社員の安全・安心を守ることを第一に考え、部外者の訪問には、アポイントを要請すると同時に、インターホンによる確認を経て入場を許可。手指消毒と検温を実施しています。また、ウイルスを持ち込んでしまうリスクを減らすため、工場内は土足厳禁とし、上靴に履き替えています。同様に、着用後に自宅で洗濯をしても、すぐに乾いて清潔を保てるジャージ生地の制服上下、帽子を全員に支給しました。さらに、工場内におけるソーシャルディスタンシングを確保するため、倉庫を新たに借りて保管在庫を移し、スペースを広くとることで人口密度を下げています。

コロナ禍のなかでの企業活動について、今後の取組などをお聞かせください。

状況の変化に合わせてルールをまとめています。たとえば現在(2021年2月)は、管外の出張後にPCR検査を実施し、検査結果が陰性でもテレワークや休日取得を促しています。一方で、オンラインでのイベントなども検討中です。当社では2020年の社名変更に合わせて、「私のデザイン経営 強くて愛されるブランドをつくる人々」というオンライン番組を配信しています。こうした手法で、自社のこと、地域のことを発信したり、エンドユーザーとつながり、満足度を高められるようなサービスも考えていきたいと思っています。

名称:環境大善株式会社
本社:北見市
業種:消臭剤・土壌改良剤の開発・製造・販売
概要:平成18年設立。有用微生物群を発酵培養した商品「善玉活性水」に活用による商品「きぇ〜る」などの開発、販売、製造を行う。
H P : https://kankyo-daizen.jp/company/
TEL : 0157-67-6788